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(感想・レビュー)キングコング(2007年51発目)
キング・コング Review 札幌に行くまでの道中、車で6時間半ほどかかるのですが,早朝4時に出発,半分ほど過ぎたとこでDVDでも観ながら進むのもいいかも知れないねって話しになって、『セルラー』のように頭を使わないズバズバドカンと弾け飛ぶようなノンストップmovieを道中のTSUTAYAで借りようと思ったのですが大事なことを忘れてました。それは,なにかと言えばまだ8時になってない,開店してないって話しですよ…(ノ∀`)すっかり忘れてましたね。そんで一旦諦めてたんですけど飲み物を買うのにローソンに入ったら,息を付かせぬノンストップアクションみたいな紹介で『キング・コング』が売ってたので普段は,アニマル映画で3時間越えでは,まず回避なんですけど旅先で財布の紐が弛んだのと,キャストがナオミ・ワッツ,エイドリアン・ブロディ,ジャック・ブラックってことで、にわかに期待できそうな予感と以前周りの方々のブログで軒並み高評価だったのを思い出して購入しちゃいました!
で観始めたのですが,どこがノンストップアクションなんだかって言うような出だしでしたね。どっちかと言えばゆっくり考えながらみる映画に思えましたよ。キングコングが登場するの遅すぎでしたよ。かなりもったいつけられましたね。それでもナオミ・ワッツの美しさと『ジャケット』では,冴えなかったエイドリアン・プロディが意外に顔も小さく見えて割とイケメンそしてSMAPの草なぎ君に似てるって話で盛り上がりました。ジャック・ブラックも痩せてますね~。ダイエットしたんでしょうね。目が逝っちゃってるようで怖さもありましたね。あまりロマンスみたいな場面は,期待してなかったのですが,アンとジャックは,燃え盛ってました。あの短期間で何故?みたいのは,当然疑問点にあがりましたよ。それに撮影班を乗せた船が霧で見晴らしが悪く座礁しそうになるのですが,別に嵐なんかで急いで海域を離れなければならないような状況では,無いのだから黙ってその場で霧が晴れるまでの間、留まればいいのに、わざわざ座礁しにいくのは合点がいかないです。船長は,何を考えてたんだろう?。
そんでキングコングと恐竜そして原住民の住む野生の王国,髑髏島に強制的に上陸してから、やっとこアクション突入でした!銃持って船長達が助けに来なければキングコング登場前に原住民によって全員惨殺ですから一寸先は闇ですね。カールの悪運の強さには,感心しましたよ。映画を撮るためなら例え火の中水の中ですからね。こういった野心の強いタイプは,退場するものですけどね。メインディッシュのキングコングの前に前菜の恐竜が登場するのですが『ジュラシックパーク』ばりにジャカジャカ出現ですからね~。それを右に左に交わして行くシーンは,面白いですね。そんな恐竜やら虫なんかの魔の手から逃れるために使用する銃は,やっぱり最強の武器なんだねって再確認しました。キングコングがアンをさらってアンがキングコングの気を惹くのに芸を必死でするのが一番印象に残りましたね。断崖絶壁から見える夕日や風景も色鮮やかでナオミ・ワッツ共々美しく映りました!どっからどこまでがCGなのかは,よく分かりませんが、全編通して海や空の色の調和が良かったですね。キングコングも美的感覚を持ち合わせていたのに驚き,内面を感じ取ったんでしょうけど。
ラストは,美女と野獣が心を通わせてお互いの為に種を超えて努力するのですが時既に遅しでした。キングコングは,自分の住んでいた島の頂に似たエンパイヤステートの頂上に登った時点でここを自分の墓標にしようと思ったのかも知れませんね。買った手前2度観ましたが、観て損は無かったです。
★見所・疑問点★ キングコング対でかい恐竜三体のバトルが見所です。アンがすれすれの所で逃れる様も爆笑できます。恐竜が猿に負けるのは,なんですけどね。
結局、命がけで撮った映画には,キングコングが登場してたのか疑問です?客寄せパンダだったのでしょうか?
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STORY 1933年ニューヨーク。野心家の映画監督カール・デナムは、かつてない冒険映画を撮り、映画界をあっと言わせたいという野望を持っていた。ある日、「映画の撮影がある」と言って、脚本家のジャックと美しい新人女優アンを誘い、撮影クルーとともに航海に乗り出す。船が到着したのは、幻と呼ばれていた孤島(スカル・アイランド)だった。樹木がうっそうと生い茂る中で、島に生息する想像を絶する生き物たちを目撃する。
CAST ピーター・ジャクソン 監督
ピーター・ジャクソン
フラン・ウォルシュ
フィリッパ・ボウエン 脚本
ナオミ・ワッツ (アン・ダロウ)
エイドリアン・ブロディ (ジャック・ドリスコル)
ジャック・ブラック (カール・デナム)
トーマス・クレッチマン (イングルホーン船長)
コリン・ハンクス (プレストン)
ジェイミー・ベル (ジミー)
エヴァン・パーク (ヘイズ)
カイル・チャンドラー (ブルース)
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Date : 2007-05-03 (Thu)
Category : 映画 アクション