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(感想・レビュー)イン・グッド・カンパニー(2007年48発目)
イン・グッド・カンパニー スカーレット・ヨハンソン日本未公開作,第二弾!!
STORY スポーツ・マガジン誌を発行する会社で重役を務めていたダン・フォーマンだったが、会社が買収され、新たな上司がやって来ることに。しかし、やって来たのは息子ほども歳の違う若者、カーター・デュリーアだった。仕事のやり方も正反対で、戸惑いを隠せないダン。さらに、カーターとダンの娘・アレックスが付き合い始めたと知り…。
CAST ポール・ワイツ 監督・脚本
デニス・クエイド (ダン・フォアマン)
トファー・グレイス (カーター)
スカーレット・ヨハンソン (アレックス・フォアマン)
マージ・ヘルゲンバーガー (アン・フォアマン)
Review デニス・クエイド主演『イン・グッドカンパニー』を観た!この映画,日本未公開ながらアマゾンアメリカなどでは評価が高い一本であります。
ヒューマンありロマンスありで笑いも程よくブレンドされて(ダンが妊娠検査薬をゴミ箱から見つけて娘が妊娠したと動揺してたら実は妻だったとか、カーターが昇格祝いにポルシェを買って玄関開けたら2分で大破みたいなノリがかなり笑えました。実際、1人で観て1人で声に出して笑ってました。端から観ると怖いですよ)見事なコラボレーションをかもし出してます。このバランスが崩れるとクソ映画になってしまうんですよね~。さじ加減が大事なんですよね!
親会社が企業買収された雑誌社の営業部長のダンに取って代わるように買収先の企業から回されてきたのが,ダンから見たら青二才にしか見えないカーターでした。年齢もカーター26歳に,ダンが51歳(途中で52歳)でほとんどダブルスコア、ダンから見れば上司よりも息子と言った方がいいかも、父親のいないカーターもダンに父親を見たのか自分の右腕にします。ダンは,社員を家族のように考える昔ながらではの兄貴肌の人間であるのに対して、カーターは,正反対かと思わせがちなんですけど,そうでもないのが、イン・グッドカンパニーの面白いとこでもあります。カーターは,ビジネスに対してクールに人を切ることも,しますが本心は,リストラなんてしたくない人間なんです。軽い性格で自分より遥かに平均年齢が高い営業部を、最初の挨拶でキッチリまとめ上げたり、自身も家庭よりも仕事に熱を入れ過ぎて妻に新婚早々逃げられたりと、ダンとはタイプが違いますが,生まれもってのリーダーシップを持ってるんです。この2人凸凹コンビながらも,少しずつ頑固親父風のダンが歩みより切り盛りしていくのが良いですね。
アレックス役のスカーレット・ヨハンソンですが,やはりロマンス担当で華を添えてくれます。父親思いの真面目で優しい大学生なんですけど,カーターを大学寮に連れ込んでアロマテラピーとかを駆使して積極的に誘惑。そりゃあ落ちますよね。奈落の底でなければいいのですが、押さえ気味ながらもしっかりとスカーレット節を魅せるんですよね。単調なキャラクターにならないのは,流石ですが,イン・グッドカンパニーでは,あくまでサブに回ってますね。
ラストは,大逆転で大円団でしょと安心してたら、再逆転てヒヤリも挫折は,成功の始まりみたいな感じで爽快でした。デジタル一辺倒よりもアナログを取り込んだ人間の方が付加価値が高まるってことかと感じましたね!
★見所・疑問点★ ダンとカーターにアレックスを交えた,やり取りが、トゲトゲしてない,あっさり塩味系ですが,温かい家族を感じられて良いですね。殴られても仕事に持ち込まないのは大人ですね。
かなりの高齢出産に思われますね。実際産めるものなのかな?
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Date : 2007-04-22 (Sun)
Category : 映画 ドラマ