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(感想)ドーン・オブ・ザ・デッド(2007年39発目)
ドーン・オブ・ザ・デッド ゾンビしか,居なくなったら何を食べるのでしょうか?
STORY 看護婦のアナは一日の仕事を終え、夫のルイスが待つ自宅へと帰る。いつものように愛を確かめ合い、幸せな翌朝を迎えたそのとき、寝室のドアが静かに開く。それが始まりだった。ドアの向こうに立っていたのは、死人のような顔をした隣家の娘。彼女はルイスの喉を食いちぎり、その血肉を貪り食った。驚愕の事態に呆然とするアナ。次の瞬間、死んだはずのルイスが起き上がり、アナに襲い掛かる。間一髪で屋外へ逃げ延びるアナだったが、そこに広がっていたのは、隣人が銃を向け合い、方々に火の手が上がる、信じ難い光景だった!
CAST ザック・スナイダー 監督
ジェームズ・ガン 脚本
サラ・ポーリー (アナ)
ヴィング・レイムス (ケネス)
ジェイク・ウェバー (マイケル)
メキー・ファイファー (アンドレ)
タイ・バーレル (スティーブ)
マイケル・ケリー (CJ)
ケヴィン・ゼガーズ (テリー)
Review コーエン祭り継続中ですが,ティーブレイクってことでゾンビ映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」を観た!
ゾンビと言えば,トロトロ・ノロノロ徘徊しながら,たまにほぼ自ら餌食になってくれる人間をガブガブ・グチャグチャ・ムシャムシャが定説ですが,この「ドーン・オブ・ザ・デッド」のゾンビは,常にダッシュして襲いかかって来ますからね,何と走ってる車にも襲ってくる次第なので他の映画のように1体だけなら走って逃げれば余裕しゃくしゃくってわけには行きません。しかも少しでも傷つけられようものなら自らもゾンビ化すると言う過酷さは,「28日後」を彷彿とさせますが,映像だけなら、こちらが上かも知れませんね。
最初の雷激のような展開の早さは,凄かった。ピカッと光ったら間髪入れずにドーンみたいな,ゾンビキャリアーに人間が襲われてネズミ算式に次々と新たなゾンビがデビューして蔓延して行く状況が手に取るように分かりましたよ。
そんなこんなで、恋人を失った看護婦のアナですが,彼女は,ただの白衣の天使では無かったようですね。行動力と、ここ1番の度胸が,ただものではないです。そうじゃなければ,その他大勢と同じくあっという間にパックリなんだろうけど。
中盤くらいになると,ゾンビをかいくぐって逃げこんだショッピングモールが安全地帯すぎて暇でした。しまいには,大通りを挟んだ向かいのビルに取り残された男と双眼鏡を使ってチェスなんてしてるし、ゾンビの頭を遠距離から銃でふっ飛ばす遊びまで始まって平和でした。銃弾が勿体無いから止めろみたいなことを言う奴もなしで、みんな平和ボケしてたのかな。そんな中で妊婦がゾンビに感染して無理やり生まれたゾンビベビーは,キモかったですが瞬殺では意味なしか~。こんな生きるか死ぬかの瀬戸際でも権力争いをしてる人間にウンザリしたんだけど,その中の1人CJが,最後まで活躍したのが,意外でしたね。普通は,真っ先にあの世行きなんですが,散り際が見事でした!
ショッピングモールも家賃が高いのか、1人のバカのお陰で予定より早く新しい住民のゾンビに追い出されるのですが,外はゾンビの海じゃないですか!こんな海では溺れたくないです。ゾンビ映画を観てて良く思うのですが,車の利用の仕方が明らかに下手くそ、もっとメチャメチャにゾンビ共をひき殺して周りの安全を確認してから降りればいいのに、中途半端なタイミングで車外に出るものだから餌食になるんですよね。
ラストは,男の中の漢達によって切り開かれた道でしたが,新たなステージでもワラワラ沸いてきて救いなしなんでしょうか?続編なんかも作れそうですね。ゾンビ映画にしては,マッタリとしてなくてまずまずでした!
★見所・疑問点★ 意外にグロ度は,低いのですが,冒頭のゾンビ少女ヴィヴィアン登場から,飛びかかっての襲撃が印象的でした!
ゾンビも,足をチェーンソーで切られたりすると痛みを感じるのでしょうか?なんだか痛そうなリアクションをしてたんで気になりました。
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