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(感想)デスノート the Last name(2007年34発目)
デスノート the Last name Lの名前は、結局分からずじまいですか?
STORY 死神が地上に落とした“デスノート”を拾ったのは、天才的な頭脳を持つ大学生、夜神月だった。刑事局長を父に持ち、強い正義感に貫かれた月は、ノートを使って凶悪犯を粛清し、自らの手で理想の世界を創りあげようと決意する。人々の間でささやかれ始めた救世主「キラ」の存在。一方、一連の「キラ事件」を解明するためにICPO(インターポール)が送りこんできたもうひとりの天才、通称L。神がかり的な推理力でキラの正体に迫ろうとするLに対し、知略を尽くして捜査網から逃れようとする月。そして、2冊目のノートが舞い降りる…。
CAST 金子修介 監督
大場つぐみ 原作
藤原竜也 (夜神月)
松山ケンイチ (L/竜崎)
戸田恵梨香 (弥海砂)
片瀬那奈 (高田清美)
マギー (出目川裕志)
上原さくら (西山冴子)
青山草太 (松田刑事)
中村育二 (宇生田刑事)
奥田達士 (相沢啓二)
清水伸 (模木刑事)
小松みゆき (佐波刑事)
満島ひかり (夜神粧裕)
五大路子 (夜神幸子)
津川雅彦 (佐伯警察庁長官)
藤村俊二 (ワタリ)
鹿賀丈史 (夜神総一郎)
中村獅童 (リューク)
池畑慎之介 (レム)
Review 藤原竜也・松山ケンイチ主演「デスノート the Last name」を観た!
巷では,前編より後編が好評を得てますが、私的には前編により深い印象を覚えました。今作では,前編程に凝った死のバリエーションではなく、第三のキラに殺されたキャスター以外は,全て心臓麻痺と芸がなかった。そして月の犯行ではないにしろ前編以上に,人々の死がまるでスイッチを入れるかのように、操作されてるのも気になった,重みを感じないです。これは、後編では前編以上に原作を無視したストーリー展開も一因でしょうか?更にデスノートのルールが前編と比べて守られていないのも気になりました。
前編では、神がかった月ですが,後編では、Lに若干押されてる感じがします。この辺り,前編で恋人の詩織をも殺した効果がLには一時凌ぎにすらなってないかと,月が捜査本部の捜査員に加わる目的は,きっちり成功してますけどね!
最も月の驚異的な深読みは,健在です。それにデスノートが無いという圧倒的な不利がありながら後編では,Lが月の一歩先を行く超人的な思考で名前を死神の目で読み取られる最大のピンチを乗り切ったのも、偶発的とは言えお見事。知性と知性のぶつかり合いは,後編は前編以上でしょうか。
第2のキラこと海砂と月が死神、2人に見つめられて抱き合う2人なんだか笑えます。さながら背後霊。抱擁以上の展開になったらどうなるんだと心配してしまいました~
予想できたとは言え後半の月とLのチェックメイトの応酬に痺れました(>_<)いったい2人ともに何手先を読んでるんだ。月に至っては,2週間以上先読みしてるし,目的の為に伝家の宝刀デスノートまで捨てるとは,思わなかったです,かなり危険な賭けでした。よほど自分の能力を高く買ってないと無理でしょう。そういえば月役の藤原竜也の顔が太って見えます。
ラストのリュークとの会話は,差し迫った状況とは言え雑だったように思えました。リュークに対して命令口調で傲慢だった。美味い林檎を、たくさん食わしてやるなんて交渉していればあるいは…ないですね。協力していれば、リュークは,砂になりますからね。酷かも知れないですが月には,更なる逆転劇が欲しかったところです。
★見所・疑問点★ 見所は,2人の駆け引きでしょう。犯人は分かってる映画なのでここが、つまらんと手に負えないですし。後編は,Lが魅力的でした。
レムがなぜ砂になったのか疑問です。ワタリとLを殺したところで海砂の寿命が増えるとは,思えないのですが?死神の目は,モニターを通しても発動するならば,写真やムービーでも名前が分かるのだろうか? Lの死因は,デスノートに書かれてたものの日時が記載されてなかった。細かいとこは,関係ないのか?別に20日間にこだわらなくても50年後とかにしても良かったのでは?デスノートのルール違反だったかな?それにLもデスノートを使ったと言うことは,リュークが話したように月と同じく無の世界に旅立ったのか?疑問点が多すぎる後編でした。
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