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(感想)DEATH NOTE デスノート 前編(2007年22発目)
DEATH NOTE デスノート 前編 正に,ペンは剣よりも強し!!
STORY 名門大学に通い、将来の警視総監を嘱望される天才・夜神月(やがみライト)。彼は偶然手に入れた、名前を書かれた人は死んでしまうノート“デスノート”を使い、法で裁かれない犯罪者を次々と殺していく。その目的は犯罪のない理想社会の実現だ。一方ICPO(インターポール)は犯罪者の大量死を殺人事件と考え捜査を開始。世界中の迷宮入り事件を解決してきた謎の探偵・Lを捜査に送り込んできた。そして月とL、2人の天才による壮絶な戦いが始まるのだった。
CAST 金子修介 監督
大場つぐみ 原作
藤原竜也 (夜神月)
松山ケンイチ (L/竜崎)
瀬戸朝香 (南空ナオミ)
香椎由宇 (秋野詩織)
細川茂樹 (FBI捜査官レイ)
満島ひかり (夜神粧裕)
五大路子 (夜神幸子)
津川雅彦 (佐伯警察庁長官)
藤村俊二 (ワタリ)
鹿賀丈史 (夜神総一郎)
中村獅童 (リューク)
Review 以前に,テレビで放送されていたのを、うっかり見逃してしまった「DEATH NOTE デスノート前編」を観ました!ジャンプに連載されてる原作は,読んだことが、ありませんがアニメ版は,チラ見した事があります。アニメ版の方が尺が長い分、更に巧妙な心理戦が展開されていましたね。あくまでチラ見ですが・・・
現代の革命家,月VS犯罪をゲーム感覚で解決する,Lの心理戦は見応えが、ありました。一見スタンスが違う2人に共通してるのは,ポーカーフェイスながらも強烈な負けず嫌いで,デスノートを用いて生殺与奪の権利を持ち他人の運命さえ支配する月は勿論ですが、Lにしても死刑囚をほぼ殺されることを予測しながらも自らのスケープゴートに仕立て上げたように,犯罪を抑止するという目的の為なら非情にもなれる単なる
正義という甘くて、なまくらな刀を振りかざすだけではない 先人が定めた常識に捕らわれない頭脳派で、キラ信者やL信者がリアルでも存在する高いカリスマを併せ持つロウヒーロー・カオスヒーロー何だと思う。
原作は,知りませんが,やはりLよりも月を見る映画なんだと思う,月のような革命家は,歴史上成功・失敗に関わらす多数,登場してます。成功すれば後世ではどんな評価を受けるか分かりませんが,その時代においては,理想という名の正義が成立してしまうのでは,無いでしょうか?つまり月がLに勝ってしまえば,後世では極悪人と称されたとしても、少なくとも月が死ぬまでは,圧倒的な権力で神のごとく聖人を創造することができるが,Lはデスノートを持ってないので極めて不利だし、勝っても得る物は少ない。そこを経験と人脈でカバーしていて、イーブンなのですが,僕的には,デスノートを様々な角度で駆使する月に魅せられました!やはり支持するのは,いつもダークサイドです。L信者の方は,月のことを傲慢で自己満足な俗物とか、ただの劇団必殺仕事人とか思ってるのかも知れませんね。自分の好みのスタンスで良いのでしょう!
死神なのに、らしくないリュークの存在も面白い。CGはファーストインプレッションでは若干の違和感を感じるものの,慣れてくると勢いを増す心理戦のクッションになっていて死神というよりは,月の話し相手になってますね(;´▽`A``リュークがデスノートを使う月のリスクにならない所は,新しいですね。使うごとに1日ずつ寿命が減るなんて、ありがちな設定なら面白みが減ったと思いました。
Lの甘党振りが,笑えました。常に甘味を口にしてて観てるこっちが,もう食えないと思ってしまうくらいです。頭脳を使い過ぎるので,ブドウ糖が不足するんでしょうね。そんな甘党のLがラストシーンで月の前でコンソメ味のポテトチップを口にするのは,静かな宣戦布告のようで、続編が楽しみになりました!
★見所・疑問点★ 月のデスノートの文字がでかすぎるてページが勿体無い気もしますが,デスノートを応用化して勝負の前に勝負をつけた美術館でのイベントが良かったですね~
普通に考えれば、月が捕まった所で証拠としてデスノートは,採用されないでしょうね。南空ナオミが,街中で黒いボディースーツ姿で行動するのは,かなり異様な雰囲気では無いでしょうか?(どうせならもっとセクシーなら良かったような)月が自宅で盗聴・盗撮されてるのを気づいた時に捜査班が縮小されてることは,知らないはずなのに外で尾行がついてる可能性を考えずに油断しているのが気になりましたね( ̄ー ̄?).....??アレ??
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