(感想)ラスト・プレゼント(２００７年２１発目)

ラスト・プレゼント
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STORY
ヨンギ(イ・ジョンジェ)は、才能はあるが売れないコメディアン。子供服店の経営で生活を支える妻ジョンヨン(イ・ヨンエ)とは喧嘩ばかりで、夫婦の会話がない。ある日、ヨンギは詐欺師のハクス(クォン・ヘヒョ)とハッチョル(イ・ムヒョン)に1千万ウォンを積めば売れっ子にしてやると持ちかけられる。ジョンヨンの元にも現れた彼等は偶然、彼女が余命幾ばくもない事を知る。

CAST
オ・ギファン監督

パク・ジュンウ脚本
オ・ギファン脚本

イ・ジョンジェ (ヨンギ)
イ・ヨンエ (ジョンヨン)
クォン・ヘヒョ (ハクス)
イ・ムヒョン (ハッチョル)
コン・ヒョンジン (チョルス)

Review
韓国で１００万人が涙したと言われている「ラスト・プレゼント」を観ました！「イルマーレ」のイ・ジョンジェ 「ＪＳＡ」のイ・ヨンエ と実力派が，主演していたのでチョイスして見ました！



最初は，売れないお笑い芸人志望と，気の強い妻が，いがみ合って倦怠期を通り越した、歩み寄ることを忘れた崩壊寸前の夫婦像が，クローズアップされていて此処からどう感動的な場面に持って行くのかと思っていたら、不治の病ときたか～。んっ！？この辺りで物凄いデジャブに襲われたのですが，知り合いに不治の病に侵されてる人は，いないし（￣ー￣?）.....??アレ??違和感を感じながらもストーリーは，流れるように進みます。



「イルマーレ」とか「猟奇的な彼女」と違って、捻りがなくストレートに感動を訴えて来るので，思いっきりベタで，前半の展開からジョンヨンが，それ程までにヨンギに対して一途に思ってるのが理解しにくい気もしましたが，ヨンギが，妻の様態を知った後も素直になれない、もどかしさとジョンヨンの為に自身が何かをしてあげたいと思い知り合った詐欺師達と共に奮闘する姿と，稼ぎも僅かで下級お笑い芸人の夫を見捨てることなく見えないとこで支え続ける妻に、韓国映画でありながら和の心を感じて、素直に(　；∀；) カンドーシタようなしないような，泣けるシーン満載である事に間違いないはずなんですけど，やはり泣けずに終わりましたね。個人的には，「イルマーレ」のように捻りがある方がいいかなと。直接的に涙腺に訴えてくる感動作が好きな方は，こちらのランクは上がると思いました。それで全部見終わった後にデジャブの原因が判明したのですが，以前に菅野美穂と堂本剛によってリメイクされたドラマを観てただけでした。あっちも若々しくて良かった記憶は，ありますね！早く気付けって感じですが'`,、('∀`) '`,、



★見所・疑問点★
笑顔も涙も完璧に表現できるイ・ヨンエ の演技力は，凄いなと眼の動きだけで感情表現して来ますから，それだけ見るのもいいかと。



疑問というより、突っ込みですが，心停止した患者が蘇生したとは言え、何事もなかったかの様に振る舞おうとするのは，気になりますが性質上しょうがないんでしょうね？
　


Good


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