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(感想)リベラ・メ(2007年12発目)
リベラ・メ 言ってみれば,テロリストなんでしょうね。リベラ・メ=我を許し給え
STORY とある刑務所からひとりの男が仮出所する。男が門の外へ出た瞬間、ボイラーが爆発して刑務所は炎に包まれた。男の名はヒス。少年犯として15年間収監されていた、天才的な放火犯。5ケ月後、釜山市全域では原因不明の火災が多発していた。消防署の隊員サンウと後輩のヒョンテは危険な火災現場へ突入し、毎日が死と隣り合わせだ。その日もサンウは危険地域を強引に突破し、瀕死の生存者を救出。ヒョンテはそんなサンウを尊敬しつつも、まるで火に取りつかれているかのような彼を、複雑な思いで見つめている。クリスマスが近づくある日、ガソリンスタンドの火災通報で現場に急行したサンウは、群集の中にいたヒスと目が合う……。
CAST ヤン・ユノ監督
ヨ・ジナ脚本
チェ・ミンス (サンウ)
キム・ギュリ (ミンソン)
チャ・スンウォン (ヒス)
ユ・ジテ (ヒョンテ)
パク・サンミョン (ハンム)
チョン・ジュン (ジュンソン)
キム・スロ (マンチ)
チョン・エリ (チョン・ミンジン)
ホ・ジュノ (インス)
Review 韓国映画「リベラ・メ」を観た。放火魔対消防署員の息詰まる熱戦が熱い。それに加えてバトルフィールドも熱い訳ですが。・゚(゚`Д)゙.アツィー
父による虐待,姉が父を燃やし姉も目の前で紅蓮の炎に包まれる、トラウマになる要素は,ありありですが、なぜ放火魔に変貌してしまうのか?恨むなら火だと思うのですが。なんだか逆説的です。本来ならお前が、消防署員になれと言いたいとこなんですけどね。放火より、放水の方が健康的なんだけど。
火災シーンの迫力は,凄いと思ったらCGなどを使わず本物の火で撮影されたようです。その際に消防車300台に火薬3トン、LPガス6トンも使用したそうでそれも市街地でガソリンスタンドを吹っ飛ばしたり,病院も火の海などスケールは,果てしなくでかいです。
ヒスは、きっちり計算して炎をコントロールして標的を焼き尽くすのですが,その姿が宮部みゆきの「クロスファイア」と被りました。もはや超能力の世界です。放火の枠を超えてるしテロリストと言っても過言ではないですね。ファイア!( `◇´)ゞ<炎炎炎
ただの消防署員のサンウが僅かな手掛かりからヒスの姿を捉えたのに警察は,何をしてるんだという感じですが、何かに取り憑かれたように火事場に飛び込むサンウも怖い。
アクションだけでは,なく韓国映画だけに涙を誘うシーンもあります。サンウの身代わりになってヒスの毒牙に掛かったヒョンテが哀れ,黙って夜勤をしていればね…レモンの人形で謝るシーンなどは、ユ・ジデのファンなら号泣ものでしょう。あとわざわざ休日に出動して殉職した署員は,死を覚悟するの早過ぎないかい?格好付けて煙草を吹かしてる暇があるなら,ハシゴのレール伝わって逃げるとか,飛び降りるとか抵抗してくれ。っていうか,いったい何人殉職したんだろう,ヘルメット被ってると誰だかわかんないし。この辺は,「ディセント」と似てる。
全体的に粗さは,ありますがアクションとしては,まあまあですか。チェ・ミンスは,場面によって男前な時とそうでも無いときがある俳優に見えました。
見所は,有り得ない程に計算されて襲ってくる炎ですね。途中からは、爆弾まで使ってくるしね(。・_・)ノ⌒●~*爆
ミンソンとヒスの関係が最後まで観てて分からなかった,過去に何らかの関係があったんだと思うんですが疑問です
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Date : 2007-01-30 (Tue)
Category : 映画 ドラマ