よくも,こんなに沢山のジャンルを詰めこんだものです。それでいて、一つ一つがパッとしない。説明不足な不思議な世界。恐らく説明する気もないのでしょう,足りない部分は想像に任せますってのが見え見えです。ニューヨークがいかに都会とは、いえ死体が街中にゴロゴロ転がってるのを知人じゃないなら,またいで通れなんて、「赤信号みんなで渡れば恐くない」なんて感じで平然と言われても釈然としません。近未来といっても2011年ですからそこまで荒んだ世界になるとは,思えません。それなら20XX年地球は、核の炎に包まれたでいいんじゃないかな? 全く別物になりそうですけど。ラストは、救いのない「day after tomorrow」それまでの展開があってないようなもの,笑わせてくれます。監督の壮大な実験に付き合わされましたねι(`ロ´)ノ