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(感想)大奥(2007年2発目)
大奥 げに怖ろしきは、おなごよのう((;゚Д゚)
STORY 7代将軍・徳川家継の時代。将軍といえども、まだ幼い家継に代わって実権を握っていたのは、能役者から側用人に成り上がった間部。しかも間部は、6代将軍・家宣の側室で将軍生母である月光院とも恋仲に。だが2人の秘密の関係は、先代将軍の正室ながら子をなせず、自分より権勢を誇る月光院を目の敵にしている天英院の知るところに。天英院はこのスキャンダルを暴露するため、まずは月光院派の大奥総取締・絵島を罠にはめるのだが…。
CAST 林徹 監督
浅野妙子 脚本
仲間由紀恵 (絵島)
西島秀俊 (生島新五郎)
井川遥 (月光院)
及川光博 (間部詮房)
杉田かおる (宮路)
麻生祐未 (小萩)
中山忍 (藤川)
木村多江 (法心院)
北村一輝 (金子長十郎)
鷲尾真知子 (葛岡)
山口香緒里 (吉野)
久保田磨希 (浦尾)
浅野ゆう子 (滝川)
松下由樹 (蓮浄院)
柳葉敏郎 (仙石久尚)
藤田まこと (奈良屋善植右衛門)
岸谷五朗 (秋元喬知)
高島礼子 (天英院)
Review 2007年、元旦さっそく姫始めならぬ劇場始めってことで、行って参りましたよ。「大奥」に、「硫黄島からの手紙」と「ソウ3」も候補でしたが、元旦から死体の山を眺める気にもなれず、ここは一つ,仲間由紀恵嬢に僕の貴重な2時間を託してみましたが……大正解でしたね(*`д´)b OK!。
とにかく初っ端から豪華絢爛,雅な香りが漂い,そこに百花繚乱の女の園,仲間由紀恵がちょっと浮いてる気がしたけど,これは,元旦から縁起がいいなんて思っていたら、ものの数分でちゃぶ台をひっくり返されました。オリャ!! (ノ*`▽´*)ノ ⌒┫ ┻ ┣ ┳高島礼子と松下由樹のベテラン(年増・失礼しました)コンビが,井川遥と仲間由紀恵をチクリチクリではなくてザクリザクリといじめてるじゃないですか( ・_・)/(・|・)スパッ!,現代の政治家と同じく派閥争いに加えて愛憎・嫉妬など臭い物を見せ付けられましたよ。さっそく蓋をしようと思いましたが出来ませんでしたね。
天英院(前将軍正室)と蓮浄院(前将軍側室)の紅白頭巾出家コンビに対して将軍御生母の月光院が弱すぎる、ほとんどサンドバック状態になってるのを,大奥総取締の絵島が、理知的に跳ね返しながら,返す刀でバッサリ切り捨てるのが,
美味でございます ってとこでしょうか?
時代劇となると、テーマ的に重くなりがちですが、葛岡・吉野・浦尾のお笑い担当井戸端会議3人組を要所に配置したり、杉田かおる・及川光博がキャラに似合わず重要で真面目な役だったり配役の巧みさを感じました。
今作での最大のテーマは,現実に大奥や加担した者を含めて千人以上も処分されたと伝えられる「
絵島生島事件 」をもとに作られています。もちろんドラマチックにするためには,多少大げさにしたり、誰かが死ななくては,ならないのが世の常なので史実とは,異なりますが大奥でありながらも禁制の恋愛劇を取り入れて一本調子にしなかったのは,脚本の巧さでしょうか。いつの時代も悲劇のラブストーリーは,素晴らしいですね☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。 ( ̄ー ̄(。-_-。 )ゝ キレイナハナビダネ♪。劇場では,泣いてる方も多かったですよ。僕自身は,泣けませんでした。血も涙もない男ですねヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆
ロミオとジュリエットかと想わせる,絵島と生島の一夜の愛が見どころですか?生島のセクシーな流し目も要注目(´ー`)σ
天英院派が悪代官の様に描かれてますが実際の,月光院派は,どうだったんでしょう?史実では,月光院の嘆願によって絵島は,救われたようです。若干棒読み口調の若君が発する鶴の一声では,無かったようです。もう一つの疑問は,江戸時代において火事は,一大事のはずなのに無頓着すぎやしませんか?平気で祭り続行中ですからね。現代なら、隣りの隣り位の火事なら素知らぬ顔されそうですが( ̄m ̄〃)
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Date : 2007-01-02 (Tue)
Category : 映画 ドラマ