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(感想)テッセラクト
テッセラクト ジャケ写は、アメ版の方がいい(1番↓です。)
STORY タイ、バンコクの朽ち果てたホテル。イギリス人の運び屋ショーン(ジョナサン・リース・マイヤーズ)は取引相手であるタイ・マフィアのボス、シア・トウの到着を緊張しながら待っている。突然部屋の電源が落ち、時計がPM5:47を指して止まる。そのとき停電となり、ショーンはパニックに陥り、耐えきれず部屋を出てゆく。繁華街のバーで酒を飲み、部屋に戻ってみるとドアの下には、シア・トウからのメモが残されている。「明朝、ここで待て」。アルコールで深い眠りに落ちたショーンのところに、早朝シア・トウ一味が現れる。
CAST オキサイド・パン監督
ジョナサン・リース・マイヤーズ (ショーン)
サスキア・リーヴス (ローザ)
アレクサンダー・レンデル (ウィット)
カルロ・ナンニ (ロイ)
レナ・クリステンセン (殺し屋・リタ)
Review イギリス、タイ、日本で制作された「テッセラクト」を観ました。「ベルベット・ゴールドマイン」「マッチポイント」のジョナサン・リース・マイヤーズが主演していたので、観たのですが,冒頭のマトリックスを彷彿とさせる妄想シーン以外は、終盤までほとんど放置される,ぞんざいな扱いでしたがストーリーの進行上仕方がないのでしょうけどね。
中身は,と言いますとタイトル(テッセラクト=四次元立方体)と内容がまるで合ってないです。どの辺りが四次元なのか分からないです。一次元が,点で構成された線の世界。二次元が,平面的ですが,縦と横の概念がある世界で三次元が奥行きがある立体的な世界で四次元が三次元に時間の概念を加えた世界ですが,「テッセラクト」では,時間軸をほんの少しいじった世界観を四次元的としてるようですが…
これで四次元的だと言うなら,少し考えただけで10指に収まらないほど思いつきますね
つまり目新しさに欠けるしこのタイトルは,違うだろうってことで。ストーリー的にも、思いっきりふつ~うの麻薬を絡めた、運び屋とマフィアそれに、対抗勢力とトラブルを巻き起こすガキンチョをエッセンスとして加えただけの映画で,なんのヘンテツもなく,ラストも弾丸をCG処理で,カッコ良く見せようとしてますが,オチに双子を持ってきて興醒めしました。長編の原作を短い尺でまとめなきゃならないのは,分かるけどもう少し人物を掘り下げて欲しかった。特に殺し屋リタが勿体無い。あっさり登場あっさり退場で終わらせるのは,どうかと。心理学者ローザも、お前は,何がしたいんだ!で終わってましたね。もう少し頑張りま賞そんな感じでした
殺し屋リタの妄想シーンは,見所と言えば見所でしょうか?ラストのとりあえず殺しとけ
みたいな,なげやり感も素敵
ショーンがプレッシャーから逃れる為に外に出たのは,分かりますが,ブツを置いて出ていくのは,何で
としか言いようが無いです。
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Date : 2006-12-24 (Sun)
Category : 映画 サスペンス