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(感想)トゥルー・ロマンス
トゥルー・ロマンス STORY デトロイトのコミック・ブック店で働くクラレンス(クリスチャン・スレイター)は、プレスリーとクンフー映画に夢中の若者。誕生日の夜、場末の映画館で千葉真一の映画3本立てを観ていた彼は、アラバマ(パトリシア・アークェット)というキユートな女の子と知り合う。ベッドの中で彼女は、実はクラレンスの店のボスから、「誕生日のプレゼントに」と頼まれたコールガールであることを明かす。
CAST トニー・スコット監督
クリスチャン・スレイター クラレンス・ウォリー
パトリシア・アークエット アラバマ
デニス・ホッパー クリフォード・ウォリー
ヴァル・キルマー 助言者エルビス
ゲイリー・オールドマン ドレクセル・スパイビー
ブラッド・ピット フロイド
クリストファー・ウォーケン ヴィンセンツォ
Review 「トゥルーロマンス」を観ました。
男女の出会いって、様々だけど「トゥルーロマンス」のクラレンスとアラバマは,かなり奇特
そんな感じです。
映画館で千葉真一のカンフー映画の三本立てを観てたら、ガラガラの映画館なのにわざわざ綺麗な女(アラバマ)が近づいて来てポップコーンを,クラレンスの頭上にぶちまけるんです。なんて素敵なシチュエーションなんだ。「良くあることだよ」なんて言ってたけど、めったにあるもんじゃないですよ。
そんでもって確信犯的に一夜を共にするわけですが…。これが本当に確信犯で実は、アラバマは,コールガールでクラレンスが勤める本屋のボスが誕生日プレゼントに、あてがったという衝撃的な事実が判明するわけですが,なんとアラバマは、コールガールでありながら、あっさりと一目惚れしたようで、そのまま付き合ってしまうんですが、そんな惚れやすい女が、コールガールなど勤まるのか疑問です。まだ3人目らしいですけどね。
めでたくここに、バカップルが誕生するわけですが、ここからが凄かった。アラバマといきなり結婚したのですが、コールガール時代のボス,ドレクセイに,アラバマとのことを,認めさせる為と服を取りに,出向くのですが(この判断も,バカっぽいし意図不明だったりします。さっさと街をでれば、なんてことなかったのですが…),当然話し合いで解決出来る訳が無いので、バトルになるのですが、これが凄い。なにが凄いかって最初は,抵抗しながらもドレクセイと配下に徐々に袋叩きにされて動けなくなったとこで迂闊にも、クラレンスが,免許証を取り上げられて、住所や名前がバレる大失態をして配下にアラバマを連れて来るように指示されたら、クラレンスが,突然ぶち切れて、あろうことかドレクセイに発砲します
撃った場所が残酷!!股間に至近距離からですから~。原型が想像できない程めちゃめちゃになったんだろうな
まさに玉砕ですね~ ドレクセイに軽く同情しました。わずか10秒前には、己の勝利を確信してたわけですから。男にとっては,死ぬよりも酷い仕打ちですが,そんなことを考えることもなく,あっさりと眉間にトドメの一撃を喰らわして配下にも弾丸の雨あられみたいな。クラレンスあんたある意味ギャングよりも非道です。笑えたのは,アラバマの服を詰めろとその辺の女に命令したのに、何を勘違いしたのかドラッグを大量に詰め込まれるのですが,結局目的を1つも果たせないまま、アラバマにドレクセイを殺したことを伝えたら,アラバマからでた言葉は,「なんてロマンティックなの」だってさ,ナチュラル・ボーン・キラーズに匹敵するくらいの自己中的な愛情に爆笑してしまいました
。その後は,ドレクセイの殺害現場から免許証を回収し忘れたので、ドラッグを回収しようとギャングに追い込まれ,クラレンスの父親がギャングのボスと壮絶な舌戦の後に殺されたり、
一瞬だけクラレンスと離れたアラバマが、ドラッグを取り戻しに来たギャングと1対1のバトルをして鼻血やら何やらでドロドロになりながら勝利する場面が印象的でした。女でも容赦なくグーで殴ってましたからね~。邦画では,考えられないシーンです
ラストの3つの勢力とクラレンスとアラバマの撃ち合いは、如何にもタランティーノの脚本らしい展開ですね。3方向から、銃弾が飛び交うのですが,最後に生き残るのは,真ん中で伏せてた奴だけなのは,いろんな映画で観た気がしますが,この映画がネタの走りなのでしょうか?エピローグは,賛否両論でしょうが,一応重い罰を受けたし,あれでいいと思いました。その辺りがナチュラル・ボーン・キラーズより納得できたとこですね
アラバマと、ギャングの死闘が見所ですね。どう考えても不意をついた上に、銃を持ってるギャングが丸腰のアラバマに負けるのですから人生諦めたら負けってことを思い出させてくれましたよ。
コールガールと売春婦の違いってなんぞやってとこが、疑問でしたね
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