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カル
カル
STORYソウル市内で3人の男性のバラバラ殺人事件が相次いで発生した。捜査を開始したチョ刑事は3人と以前交際していた美しい女性・スヨンにたどり着く。しかしスヨンは自分の過去を一切語ろうとしなかった。そんな中、チョ刑事に殺人鬼の魔の手が迫っていた…。
CASTチャン・ユニョン監督
ハン・ソッキュ(チョ刑事)
シム・ウナ(チエ・スヨン)
ヨム・ジョンア(オ・スンミン)
チャン・ハンソン(オ刑事)
ユ・ジュンサン(ギヨン)
アン・ソクァン(ク検視)
Review カルを観た。カルとは,韓国語で刃物という意味なのだそうです。また一つ勉強になりましたね(偉そうですな)
それにしても韓国映画界は、血と汗と涙が好きな世界ですね。たまたま巡り合わせで、そんな映画にぶち当たってるのかも知れませんが。カルは,血で血を洗うって言葉がぴったり当てはまる出血多量の猟奇殺人スリラーです。
カルは,冒頭から注意が必要ですよ。いきなりカル(刃物ね)を握った犯人と思われる人物が登場して麻酔は,してるのですが,まだ生きてる人間を手術台の上でカルを使って、ザクザク切り刻むんですよ。肩の上辺りからザックリ両腕切断。血がドバーッ。なんと言いますか中途半端なホラーよかやばいですよ。腹に力を入れて観ないと吐き気と貧血を誘いますよ。ちなみに夕飯を食べながら観てたのですが,いやぁ最高に美味しく頂きました(T_T)
で,バラバラに切断された死体が、黒いゴミ袋に詰められてほうぼうに置かれてるのですが,満員のエレベーターに置かれた袋を子供がショッピングカーで破ったもんだから,大変ですよ。ゴミ袋の中には,バラバラになった死体と共に袋がパンパンに膨れ上がる程に入った血液も流れ出したからもう阿鼻叫喚ですよ。誰かに押された髪の長い若い女が倒れた先には,バラバラに刻まれた死体と血液の海。髪の毛に血がベッタリ付いて毛染めした様な状態になってて唖然。凄い映画です。
ですがカルは,ただ恐怖感をあおるだけの猟奇映画に,ありがちのストーリーおざなりの展開では,無く謎解き部分も監督自身がインタビューで何度も見なければ全貌は,把握しにくいと言っていたように、難解ですが,ラストも期待通りの展開で嬉しい限りです。ハン・ソッキュの最後のずっこけ演技は,かなり笑えましたね。なかなか出来ないですよ。突っ込みどことしては,汚職事件は,どこに飛んで行ったんだって事と、犯人は,時間軸的に犯行は,可能だったのかってとこですね。わざと細かい謎は,残した様ですね。
普通の映画に飽きた人にお勧めです。
ジャケ写は、日本版しょぼいですな。

marvelous
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