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ワールド・トレード・センター(陽のあたる場所へと)
ワールド・トレード・センター STORY 2001年9月11日、午前8時40分過ぎ。ニューヨークのシンボルともいえる2つのタワー、世界貿易センター北棟にアメリカン11便が、南棟にユナイテッド175便が激突した。港湾局警察官(PAPD)のジョン・マクローリンとウィル・ヒメノは同僚と現場に急行、人命救助のためビル内部へと向かう。しかしその時、再び轟音が鳴り響き、ビル全体が崩壊を始める。奇跡的に生き残った2人だが、瓦礫の下敷きとなり身動きすら取れなくなっていた……。
CAST オリヴァー・ストーン監督
ニコラス・ケイジ (ジョン・マクローリン)
マイケル・ペーニャ (ウィル・ヒメノ)
マギー・ギレンホール (アリソン・ヒメノ)
マリア・ベロ (ドナ・マクローリン)
スティーヴン・ドーフ (スコット・ストラウス)
ジェイ・ヘルナンデス (ドミニク・ペズーロ)
Review 良かったんですけど,悪い所もありました。面白いとか、つまらないって内容の映画では,ないのは,百も承知です。アメリカだけでは,なく世界的に衝撃を与えた9・11を題材にしたノンフィクションです。
観始めてから30分も経過しない内に、ビルに航空機が衝突して、港湾局警察官のジョン・マクローリンとウィル・ヒメノ達が,ビルに突入その後、轟音と共に崩壊,マクローリン達は,頑丈に造られているエレベーターシャフトの近くに、逃げこんだので、一命は,取り留めた物の瓦礫に完全に埋もれます(→o←)ゞ
監督がオリヴァー・ストーンなのでもっと大胆に壮大に描かれると思ったのですがだってあのナチュラル・ボーン・キラーズの監督ですからね~。
視点がマクローリン達、瓦礫に埋もれた2人とその家族の視点だけでミクロなのが残念。
ビルが火災などの二次災害で再び崩落するのですが、瓦礫のシーンは,暗闇でカメラの視点も変化しないので、音でしか衝撃が伝わってこないんですよ。映画館だと臨場感がありますが,家で観るとしたら,サウンドも質が下がるし辛いかも知れませんね。
瓦礫に閉じ込められてる2人も太陽が恋しいでしょうが,中盤になって来ると観客も太陽が待ち遠しくなるんですよ。
暗所恐怖症の人は,大変でしょうね。
そんな人は,そもそも映画館自体が駄目ですか
('-^*)/
こんな映画こそ、群集劇にすれば、いろんな視点で見れて画面の切り替えも早くなってテンポが上がりそうな物ですが。
ラストは,やっぱり感動的でしたが,周りを含めて,誰も泣いてなかったです。極限状態での人々の垣根を超えた助け合いの精神は,伝わってきましがもう一押しが足りない気がしましたしメッセージ性もなかったのが,引っかかります。テロリストに対する怒りとか,ブッシュ大統領のテロリストに対する対応へのYESorNOなどを表現して欲しかった。
ニコラス・ケイジが勿体無かった,見せ場がもう少しあれば良かったんですけど。下手すると、誰でも良かったって評価になるのが怖いです。
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Date : 2006-10-09 (Mon)
Category : 映画 ドラマ