マルチュク青春通り STORY 1978年の韓国。ヒョンスは、転校先の男子校で2年の番長ウシクと仲良くなり、ディスコやタバコなど、初経験の日々を送っていた。ある日ふたりは、不良に絡まれている美少女、ウンジュを助ける。ヒョンスはウンジュに思いを寄せるが、ウンジュはウシクと付き合いはじめる。その頃、学校では喧嘩が多発し、ウシクは、風紀委員のジョンフンと決闘する。叩きのめされたウシクは姿を消し、ウンジュらしき女子高校生と家出をしたと噂された。ヒョンスは、その日から突然、体を鍛え始める…。
CAST ユ・ハ監督
クォン・サンウ (ヒョンス)
ハン・ガイン (ウンジュ)
イ・ジョンジン (ウシク)
イ・ジョンヒョク (ジョンフン)
パク・ヒョジュン (ハンバーガー)
Review いんどあな日記 のmemeさんと,ここにも遊びに来てくれる,さりさんにクォン・サンウを観るならと紹介された映画です。
さりさんに,原題がマルチュク通り残酷史と教えて貰っていたので,韓国映画特有のサイドチェンジで青春映画からサスペンスに切り替わるのでは,と思っていたのですが鑑賞後に残酷史とは,まだ民主化に移行していない軍事政権化の韓国で抑圧された青年(人々)の怒りとか自由への咆哮などが渦巻いていた時代のストーリーだと考えました。
クォン・サンウが,28歳の時の映画と聞きました。高校生役なのに違和感ないですし実年齢より若いです。さすがアジア人,欧米人は,老化のスピードが概ね早いのでこうは、いかないでしょう。
それにしてもクォン・サンウって,モムチャンですね。体脂肪率低そうです。トレーニング方法が知りたいです(笑)
ただ髪型が時代とか役柄上しようがないかもしれませんが、長髪の方が
あってそう。ウンジュも三つ編みですけどね。
自分の高校時代を思い出すと,あんな奴いたなぁと思わせる人物が沢山出てきます。自分の学校は,1年の時だけ学ランだったんです。田舎の2流高だったもんで,ホックとかカラー外すなんて当たり前,変形と呼ばれる学生服を着てました(あまりの凄さに2年から私服) 正直ヒョンスの通う高校以上にヴァイオレンスで刺激的でした。特に入学当初は,毎日どこかのクラスで喧嘩が起きたり、昨日まで居た奴が次の日には、退学してたりと(流石にハンバーガーの様に塩酸まいたり,ボールペン突き刺す奴は、居ませんでしたが)TVドラマで仲間由紀恵が主演してたゴクセンに近かったですね。先生は、2通りに分かれてて軍人の様な顔立ちと気迫で生徒にぶつかって来る先生と,生徒が授業を聞いていようがいまいが,淡々と授業を進める教師をビジネスとして考える先生,後者のタイプは,自分等のことをクズとか思ってたのかも知れません。もっともこっちも教わる態度では、なかったのですが(笑)
ただ自由があったのは、確かです。その分社会で順応するのには、苦労しましたけど良い経験になったかと。
そんな訳で少し共感できる下地があったので楽しく観る事が出来ました。
ラスト付近のヒョンスVSジョンフン一味の対決は、凄かった。
ジョンフンだけでなく社会全体に切れて怒り心頭のヒョンスが「屋上に来い」とかいって,ジョンフンを後ろからヌンチャクで不意打ちですからね
オオ━━━━Σ(゚Д゚;)━━━━ッ!!
鉄製のヌンチャクなら,あれだけで致命傷ですよ(爆)
そこからが凄いジョンフンの形勢が怪しくなるとジョンフンの舎弟みたいな奴が窓枠ごとヒョンスの頭に窓ガラスを叩き付けたのをキッカケにボッコボコ
(((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・
■━⊂( ・∀・) 彡 ガッ☆`Д´)ノ
Oノ
ノ\_・’ヽO. <ギャァァァァァァァ
└ _ノ ヽ
〉
ここだけ3回観ました。ここだけを別の映画として観ると笑えます(爆爆)実際の流れでは、笑えるシーンでは,ないのですが。
直後の「韓国の学校の、くそったれー」にヒョンスの心の叫びとか動哭が感じられます。でも入院してる奴らに謝りに行くシーンは、現実的だけど映画では、いらなかったかとそこで評価を1つ下げました。
クォン・サンウの純粋なアクション映画も観たいです。
香港映画の様な。なんか似合いそうです。
ウンジュとウシクは、また別れたのですね。
ウンジュは,男運が悪そうですね。とゆうか騙され易そう。
最後にヒョンスとバスの車内で話を言いかけて途中で止めたのは、
「ごめん」とかそんな系統の言葉だったのでしょうか?
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