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ヒート (プライドから出た錆び)
ヒート STORY 大胆で緻密な手口で大きなヤマばかりを狙う冷徹なプロの犯罪者、ニール・マッコーリー(ロバート・デ・ニーロ)とその仲間たちは、ハイウェイで多額の有価証券を積んだ装甲輸送車を襲った。新顔のウェイングロー(ケヴィン・ゲイジ)が警備員の一人を射殺してしまい、ニールは仕方なく口封じのためにほかの警備員も手にかけて逃走する。急報を受けた市警強盗・殺人課の切れ者警部、ヴィンセント・ハナ(アル・パチーノ)が陣頭指揮に当たる。
CAST マイケルマン監督
アル・パチーノ (ヴィンセント・ハナ)
ロバート・デ・ニーロ (ニール・マッコリー)
ヴァル・キルマー (クリス)
アシュレイ・ジャッド (シャーリーン)
ナタリー・ポートマン (ローラン)
トム・サイズモア (マイケル)
エイミー・ブレネマン (イーディー)
ケヴィン・ゲイジ (ウエイングロー)
Review コラテラルのマイケルマン監督のアル・パチーノandロバート・デニーロ、ビッグスター2人を共演させ話題になった映画です。脇を固める俳優も、トップガンで、アイスマン役だった ヴァル・キルマー、ハイクライムスに出演した,アシュレイ・ジャド、レオン出演時の様に子役としてナタリー・ポートマンも出演してます。
観始めてから気付いたんだけど,この映画10年も前に公開されてたんだね
( ̄□ ̄;)!!なんだか2~3年前の映画だと勘違いしてた
しかもハリウッドお得意のリメイクですね
それでも超豪華メンバーで、約3時間の長尺なので、期待満々で観てたのですがそこそこ楽しめた。ヴィンセントもニールも、個性的ですが,粘り強く読みが鋭いが性格的に問題がある刑事ヴィンセントと必要以上の犯罪をせず,クレバーでクールに目的物を奪うが,時々致命的な判断ミスもあるギャング団の中心人物ニールどっちもどっちだけど、ニールの方が魅力的だね。根っからの悪人好きなんだけどね(´∀`)
コラテラルと同じくロスで事件が起きるんですが、コラテラルが夜なのに対してこっちは,白昼堂々輸送車を襲ったり,銀行強盗を決行したりと、やることが派手,輸送車をを襲った後にニールの指示を無視して輸送車の乗員を殺した助っ人メンバーで落ち武者の様な髪をしたウェイングロウをニールが隙を突かれ逃したのが、自身と仲間の分岐点の一つになるのは,定番というよりお約束ですか。
銀行強盗で現金奪取後のシーンは,この映画のラストシーンに勝るとも劣らない盛り上がるシーンです。ヴィンセント率いる警察に完全包囲されたにも関わらず、壮絶な撃ち合いの末にマイケルと運転手合わせて2人死んだだけでクリスが負傷するものの突破するなんてねニールは,無傷だし3対10人以上だったんだけどアクション映画に良くあるご都合主義ですね(b^-゜)でも爽快感たっぷりです。
ラストシーンもなかなか良かった。罠だと知ってか知らずかウェイングロウの潜伏地の情報を手に入れたニールは,犯罪から足をあらって、女は,作らない宣言をしてたのにBARで突然、横から声をかけられたイーディー(一気に深い仲に持ち込むのは,ロバート・デ・ニーロだから良しとしよう。) と高飛びする計画を迷った末に変更してウェイングローに報復と言うより自身のプライドの為にリスクを承知で潜入し始末するもヴィンセントの罠にはまり最終決戦へ
もうイーディーを連れて逃げ切れないと判断したニールは,彼女の待つ車に戻るも自身のルールに従いゆっくりと扉を閉め人込みの中へ走り去る。無言のまま視線でニールを追うイーディー,その脇を猛然と1人駆け抜けるヴィンセント
追う者追われる者、両雄の最後の攻防。飛行場の照明を背にヴィンセントを狙うニール,逆光の不利をも心を乱さないヴィンセント。2つの銃弾が交差する時,死闘が終わった。最後に,白黒はっきりつけるのは,マイケルマン流です。これぞ男ですか
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