レディ・イン・ザ・ウォーター (NEWシャラマン？)

レディ・イン・ザ・ウォーター




STORY
フィラデルフィア郊外のコープアパート。住み込みの管理人クリーブランドは、日々雑用や修繕に明け暮れていた。そんなある夜、中庭のプールに女性が潜んでいたのを発見したクリーブランドは、彼女に助けられ自室に運ばれるその後外で彼女を狙う怪物から守る為に自室に休ませる。まだあどけなさの残る美しい彼女が一体どこからやってきたのか、何者なのか、“ストーリー”という名前以外は何もわからない。その謎を解く鍵は、意外なところにあった。韓国人の女子大学生が語る東洋の伝説に、彼女が奇妙なほど合致していたのだ。そしてすべては、伝説通りに動き始める……。

CAST
Ｍ・ナイト・シャマラン監督

ポール・ジアマッティ (クリーブランド・ヒープ)
ブライス・ダラス・ハワード (ストーリー)

Review
事前の計画では，「イルマーレ」を観に行くつもりだったのですが，時間帯が合わなくて、じゃあ「レディ・イン・ザウォーター」でもなんて考えが失敗の基でした。何故代替とはいえこの映画を選んだかと言えば
まだ誰も見たことがない新しいシャラマン。この言葉に見事に釣られました。毎月１日は，映画の日で千円ですが，高い高すぎます。百円でギリギリ元を取れるかどうかです。

映画館では，パンフレットは，買わないし映画雑誌も今月は，買ってなかったので全く予備知識は，無かったけど映画館にあるポスターを見て
新生シャラマンを観てやろうじゃないかと意気込んでたら映画が始まって最初のナレーションで妖精って言葉が出た時点で腹をくくりました。
不思議系濃厚ですから,しかも主演がポール・ジアマッティー。サイドウェイで懲りました。自分には、合わない俳優，見てるだけで睡魔が襲ってくる様な，雰囲気をかもし出してます。映画界では、かなり評価の高い人なんですけどね。シャラマン監督自身も物語のキーを持つ人物として登場。出演者のなかでは、１番ルックスが良かったのが皮肉なところですか(笑)

序盤からとにかく専門用語の連発で、しかも，ストーリーが進んでも大した説明もないので予備知識０の観客は，自分なりに解釈するのですが肝心のストーリーもいつものシャラマン監督の作品以上に意味不明で人物背景もおざなりで愕然。(たぶんストーリーって変な名前の水の妖精の女王候補が海に帰るのを阻止しようとする，狼のような妖精のモンスターから守る事と，シャラマン監督が演じた小説家が書いた料理の本が未来のある若者に啓示を与えその若者が未来を改革するから彼に本を書け
と伝えにきたらしいです。自分が読み取った範疇なので細部が違うかもしれませんが，モンスターが只のけものの様で頭も悪いしパワーもないので盛り下がりますし，なんで料理の本なのかとか，ターミネーターに似ているとかって説明は、一切ないです。もしかしてこの辺りをベースに続編とか制作するつもりでは？それだけは、絶対に止めて下さい。)
でもシャラマン監督は，どんでん返しや後半に一気にストーリーをサイドチェンジする監督なのでいつかは，盛り上がるだろうなんて考えが甘かった…
待てど暮らせど変化なし。つまらん
原案が監督の愛娘に即興で聞かせたお伽話だそうですが、それを第三者に見せる為の肉付けが，圧倒的に不足してるし，不思議な世界観を具体化する表現力にも欠けてる。ティム・バートンを見習って欲しいです。
新生シャラマン監督は，序盤から最後まで、つまらない映画を思う存分見せ付けてくれました。
監督は，新作出す度にグレードダウンしてますが、次回作も怖い物見たさに観てしまうんですよね（笑）でももうメジャーでは，監督やめたほうがいいのでは、ないでしょうか。

サイン＞＞越えられない壁＞＞ﾚﾃﾞｨ･ｲﾝｻﾞ･ｳｫｰﾀｰ

worst



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