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ナチュラル・ボーン・キラーズ(天然残虐夫婦)
ナチュラル・ボーン・キラーズ STORY 名もない町のハイウェイ沿いのレストラン。客もまばらな店に、ミッキー(ウディ・ハレルソン)とマロリー(ジュリエット・ルイス)の2人が立ち寄る。ジュークボックスに合わせて踊るマロリーを卑猥な仕種ではやし立てる地元の中年男たち。突如マロリーは彼らに襲いかかり、強烈なパンチを食わせ、ミッキーの銃が火を吹く。楽しむようにいあわせた者を惨殺した2人は、レジの金を掴むとただ1人だけ生かしておいたo男に「ミッキーとマロリーがやったと言え」と告げる。
CAST オリヴァー・ストーン監督
ウディ・ハレルソン (ミッキー)
ジュリエット・ルイス (マロリー)
ロバート・ダウニー・Jr (ウェイン・ゲール)
トミー・リー・ジョーンズ (ドワイト・マクラスキー)
Review 「ラスベガスをやっつけろ」と「キル・ビル」を足した様な映画です。2作とも観てる人は,どんなにぶっ飛んだ内容か想像できるでしょう。
予備知識を全く入れずに観ているので最初のレストランのシーンでマロリーが、ジュークボックスの音楽に合わせながらセクシーに踊ってたら、中年男が絡んできて、ここでミッキー登場だろうと想像してたら、いきなりマロリーが中年男に殴りかかって、ボコボコに自分も反撃喰らってるのにビクともしないし、「ギルバード・グレイプ」のジュリエット・ルイスとは,とても思えない。これは,凄い映画かもなんて考えてたら、中年男を殺したあたりから、やりすぎ感が漂ってだけど、その後店の客をミッキーが次々と銃殺して最後に無抵抗で命乞いする女性店員まで、撃ち殺したあたりで、幻滅しました。その後も、警官を自転車選手を一般市民、人質に取った女性をためらいもなく殺しまくる姿に呆れました。大量殺害は,映画には,よく有ることです。スタンスが、正義になるか悪になるかでも大分違った印象がありますが,殺すには,それなりの理由がなければ納得できないですね。大量殺人が市民権をえてるのは,セガールとシュワちゃんで充分です。
オリヴァー・ストーン監督は,この映画をどの年齢層に見せたかったのかが分からない。メディアやマスコミが、暴力を美化していることへの風刺を含んでいるそうですが,かなり偏った見方をしなければ伝わりにくいと思います。僕的には,この映画からは,暴力肯定しか感じられません。血で血を洗う様なものですね。
この映画を楽しむには,モラルや必然性を考えないこと,もしくは、ゲームやホラー映画の一種として考えれば前半は,キル・ビル的にアニメが挿入されたりコメディタッチになったり手法が変化してて楽しめます。原案がタランティーノ監督と言う事でキル・ビルの要素もここで考えられたのかも知れませんね。
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