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コラテラル(銀髪の暗殺者)
コラテラル
STORY 起業を夢見ながら,一歩踏み込む事が出来ない為,タクシードラバー
から脱却できないでいるマックス(ジェイミー・フォックス)は,
ある日検事アニー(ジェイダ・ピンケット=スミス)を乗せる。
2人の会話は、 弾みお互いに好感を抱く。
彼女を下ろした後に銀髪の旅行者ヴィンセント(トム・クルーズ)
を迎えるのだが彼には,大きな秘密が・・・
CASTマイケル・マン監督
トム・クルーズ (ヴィンセント)
ジェイミー・フォックス (マックス)
ジェイダ・ピンケット=スミス (アニー)
マーク・ラファロ (ファニング)
Review トム・クルーズとジェイミー・フォックス主演のドラマチックサスペンス。 トム・クルーズ初の悪役で銀髪の殺し屋をクールに演技してます。いつもの様に過剰に笑わないのが新鮮。
ストーリーは,タクシーの運転手のマックス(ジェイミー・フォックス)が,乗せた1人の招かれざる客ヴィンセントに、巻き込まれる運命の数時間を沿って進行します。
ヴィンセントは,殺しを仕事と割り切って感情を挟むことなく遂行するプロのヒットマンです。僕は,「俺が、殺したんじゃない銃弾が殺したんだ」とか「たかが60億分の1だろう」とかってセリフが不謹慎ですが印象的でした。確かに悪役で感情を持ち合わせてないようなヴィンセントですがマックスに偶然出会い、不測のアクシデントで予定が狂った事により自分とは,住む世界が違うものの本音でぶつかってくる姿にわずかながらも心境の変化が出てきて、マックスもヴィンセントに無理矢理今までは、出来ない様な事をやらされたりしながら、だんだん自力で行動する事に目覚めコヨーテが道路を横切るシーンで2人は、一瞬の沈黙とともに何か物思いにふけます。ヴィンセントは,自分とコヨーテを重ね合わせ、マックスは,コヨーテが獲物を捕らえるように攻撃する事を考えたのでしょうか?ここから2人は,残り1人のターゲットを巡ってヴィンセントは,あくまでも仕事。マックスは,愛情から阻止しようと対立するのですが,1度ターゲットをチェックメイトしたヴィンセントがマックスに撃たれ,初めて心を乱したのが結末に響いたと思います。
ラストの「これが仕事だマーックス!!」にヴィンセントの本気を感じました。鬼気迫るヴィンセントのプライドに魅せられその後の静寂がなんとも言えない。
大味な暴力映画でもアクション映画にもないヒューマンドラマが良かった。
この作品は,映画館でも観たのですが,当然映画館の方がサウンド・臨場感共に良かったです。今回DVDで観たら字幕スーパーのタイミングが速すぎて読めない部分が多いので、設定を音声・字幕共日本語にする事をオススメします。(セリフが肝な映画なので)
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