173
シービスケット
シービスケット STORY 1929年の大恐慌以降、アメリカは苦難の季節を迎えていた。自動車販売で成功したものの、息子を事故で亡くし、妻にも去られた大富豪ハワード(ジェフ・ブリッジス)。開拓時代の終焉により、時代遅れのカウボーイとなったトム・スミス(クリス・クーパー)。一家離散の憂き目に合い、草競馬のジョッキーに身をやつした青年レッド(トビー・マグワイア)。人生の辛酸をなめていた3人の男は、運命の糸に導かれるようにして一頭のサラブレッドに出会う。その名はシービスケット。彼らと同じく運に見放された小柄な馬だった…。
CAST ゲイリー・ロス監督
トビー・マグワイア (ジョニー・レッド・ポラード)
ジェフ・ブリッジス (チャールズ・ハワーズ)
クリス・クーパー (トム・スミス)
エリザベス・バンクス (マーセラ・ハワーズ)
ウィリアム・H・メイシー (ティック・トック・マクグローリン)
ゲイリー・スティーヴンス (ジョージ・アイスマン・ウルフ)
Review サラブレット好きの僕が,いつか観たいと思って温存しといたタイトル,実は,忘れてただけなのですが(汗)
株の暴落による景気の悪化で職を無くした父は,レッドに馬に携わる才能を感じ,レッドを手放すことを決意それによってレッドは,幼くして家族と離散する。カウボーイでは,食っていけなくなり新天地で馬に関わろうとするトム。自転車修理工から自動車販売に鞍替えし成功を収めたが皮肉にも息子を自動車事故で亡くしその後,妻にもさられたハワード。心に傷を負った3人の男達とそれを取り巻く人々のヒューマンドラマで競馬を知らない方でも楽しめる作品です。
レッド演じるトビー・マグワイアが,騎手として身長が少し高いけど追い方なんかもはまってて好演。調教師のトムは,シービスケットの調教シーンは,レッドに美味しいところを持っていかれ,シービスケットの指針もオーナーのハワードに握られ地味な役で人物背景もなんだか分からずじまいで不憫な役でした。ハワードは,レッドを亡くした息子の様にかわいがり,自分の不幸を表に出さない人柄も良くでていて好演。でも今作で密かに自分が期待していたのは,ウルフ役のゲイリー・スティーブンスです。彼は,本物の騎手ですが只の騎手では,なく何頭もの名馬を操り大レースを何度も勝利している一流騎手で日本にも何度も来てます。最近引退したのですが・・・
その彼が俳優として挑戦もちろん今作が俳優としてのデビューなのでどんな大根ぶりを見せてくれるのかと思っていたのですが,それほど悪くなくって突っ込むとこなくてちょっと残念でした(笑)
シービスケットが出演するまでが長かったのですが,その後は,テンポも速からず遅からずでまあまあ良かったです。シービスケットと人々の触れ合いがもう少しあっても良かったかな。
レースシーンは,カメラアングルが良かったのだけどレース展開がもうちょっとかな。実際のレースに合わせてるのなら仕方ないのですが。
ラストで怪我を負った人馬が文字どうり人馬一体になってゴールした瞬間は,トウカイテイオーと田原成貴を思い出したけど,泣けるまでには至らなかった。シービスケットのトリビア的要素がもっとあれば泣けたかもって本当かな(笑)
Good ランキングに挑戦しています。ご協力お願いします。(゚∇゚ ;)エッ!?駄目そこをなんとか(笑)
INDEXメニューINDEXは、こちら
関連記事
スポンサーサイト
Date : 2006-08-30 (Wed)
Category : 映画 ドラマ