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ドリームキャッチャー
ドリームキャッチャー STORY 精神分析医ヘンリー(トーマス・ジェーン)、大学助教授ジョーンジー(ダミアン・ルイス)、大工のビーヴァー(ジェイソン・リー)、車のセールスをするピート(ティモシー・オリファント)の4人は、年に一度山小屋で共に過ごす恒例の休暇を楽しみにしている。彼らは少年時代の特別な出来事をきっかけに不思議な力で結ばれていた。ジョーンジーが生死の境をさまよう大事故にあった年、森で迷ったハンターを助けたことから、いつもの楽しい休暇は壮絶な闘いに様変わりする。
CAST ローレンス・カスダン監督
モーガン・フリーマン (カーティス大佐)
トーマス・ジェーン (ヘンリー)
トム・サイズモア (オーウェン)
ジェイソン・リー (ビーヴァー)
ダミアン・ルイス (ジョンジー)
ティモシー・オリファント (ピート)
ドニー・ウォールバーグ (ダディッツ)
Review スティーブン・キング原作で4人組み「スタンド・バイ・ミー」を思わせますが,この
映画 は,ホラーで似ても似つかない出来です。
最初は,観ていて意外にいけるって手ごたえを感じたのですが・・・
キングらしく後半あららの展開でもったいないです。
掘り下げると面白くなるのに,重大なキーワードが何一つ説明が足りないんです。
主人公達がしきりにSSDDって単語を使います。
「日は変わっても同じクソ」って和訳されてたので過去をやりなおす能力をもっていると思ってました,実際それを思わせる節があったのですが結局違ってて,明確な回答もなく終了したのは,残念。
主人公4人が,知恵遅れの少年ダディッツから与えられた能力で面白いものは,
ヘンリーの,他人の心や過去の記憶を読める能力,冒頭でヘンリーが拳銃自殺を試みようとしたのは,能力が重荷になった為なのかもしれない。心が読めるのは,便利な能力ですが知りたくもない他人の本音が分かってしまうのは,よほどの精神力がないと潰れてしまうのだろう。
ジョンジーの記憶倉庫って能力は,面白いし独創性もある。ジョンジーの脳の中には,記憶倉庫と呼ばれる仮想空間が存在して,ジョンジーはそこに記憶を本にして貯め込むことができる。忘れたい記憶は,仮想空間の中で本を焼却すると記憶を消去できるんだけど,便利な能力ですね。忘れたい記憶と残したい記憶を自分で選択できるのは,羨ましいです。後の2人は、ピートが物や人,道などあらゆる物を探せる能力でビーヴァーは,能力を使用する前に退場になった様です。4人に共通した能力は,テレパシーで範囲内なら意思の疎通ができるようです。肉弾戦に使える能力がないのが特徴で面白みが無い所でもあります。
前半モーガン・フリーマンが出演するまでは,楽しめたのですが,その後は,
モーガン・フリーマン演じるカーティス大佐がたいした深みのない,
いかれた役なのに出演時間も長くてバランスが崩れたのは,残念。
結局,どれもこれも中途半端でストーリーに一体感が無くB級の枠を越えられなかった
映画 ですね。
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Date : 2006-08-26 (Sat)
Category : 映画 サスペンス
Tags : 映画