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No980 ハートブルー 2011年034
STORY カリフォルニア、ベニス・ビーチで、元大統領のマスクを被った4人組による連続銀行強盗事件が勃発していた。捜査に当たるのはFBI捜査官パパス(ゲーリー・ビジー)と新しく赴任してきたジョニー・ユタ(キアヌ・リーブス)。2人は事件の手口からサーファーの仕業だと推測、ユタはおとりとしてサーファーたちの間に潜入ずることとなった。かつてフットボール選手としてならしたユタではあったが、サーフィンは初めて、海辺であった美人サーファー、タイラー(ロリ・ペティ)に教わることになり、いつしか愛し始めるようになる。サーフアーの生活にも慣れたユタは、サーファーたちから一目置かれているボディ(パトリック・スウェイジ)という男と出会う。ユタとボディは相反する関係ながら互いに信頼と友情を深めていく。
感想 健康的な刑事役の,キアヌ・リーブスを観たのは『スピード』以来の気がする,製作されたのは,こちらが先です。
今のキアヌのイメージからすると,あんまりサーファーに扮するのは合ってないと見てしまいましたが,『ハート・ブルー』では若さで突っ走るFBI潜入捜査官をキャスリン・ビグロー監督がキアヌから上手く引き出したようです。
キアヌの潜入先が,経験したことの無いサーフィンのメッカであるビーチ。取りあえず少しでも波に乗れなければ熟練者のサーファー連中とお近づきになるのは不可能ですから,コーチしてくれる方が必須なわけですが,野郎は嫌なのかコーチに選ぶのは野生的な香りが漂う美女。当然サーフィンのコーチだけで,終わるはずも無く,恋愛に突入,サーフィンの腕も上がってカリスマサーファーのボディとの友情もガッチリと青春映画でもあります。
そんな幸せを満喫してる間に標的の銀行強盗グループ,大統領軍団が現れ,今度は銃撃戦を含むアクションに突入。切り替えが早いですね。
とある事情で犯人達の目星がつき始めた頃にボディ達サーファーに誘われるスリルの高見,スカイダイビングのシーンは爽快で気持ちよさそう。だけど既にキアヌも犯人を見極めていて犯人もキアヌを潜入捜査官と確定してる流れで細工されたり事故に見せかけて殺される危険とか考えなくて平気なんだろうか?
後半での大統領軍団との対決,お互いに死にまくるバイオレンス,印象的な散り方は少なくドジを踏み合っているかのようですが,若い思想と肉体のぶつかり合いは激しい結果を生み出します。
ラストの嵐のビーチでは,袂を完全に分けていても,まだ残る友情。体育会系だね。
キャスリン・ビグロー監督は,女でありながら男を描くのが上手いですね。もっと作品の球数を増やして欲しい。『ストレンジ・デイズ』希望!。こちらも『ハートブルー』同様に、キャスリン・ビグロー監督でジェームズ・キャメロン製作と元夫婦コンビ作品となっています。
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Date : 2011-03-17 (Thu)
Category : 映画 アクション