STORY アメリカ最北端に位置するアラスカ州の小さな町・バロウ。隣町から128キロも隔たれた陸の孤島であるこの町は、毎年冬になると30日間太陽が昇らなくなる。ある日、住民のジョンが飼っていた10数頭のハスキー犬が殺され、若い保安官のエバン(ジョシュ・ハートネット)が駆けつける。その後エバンはダイナーを訪れ、揉め事を起こした不審人物(ベン・フォスター)を離婚協議中の妻ステラ(メリッサ・ジョージ)と協力して逮捕する。保安官事務所に拘留されたその男は“もうすぐ奴らがやってくる"と呟く。突然、町中が停電し、電話が不通になる。エバンが発電所に急行すると、惨殺された管理人の生首があった。マーロー(ダニー・ヒューストン)というリーダーが統率するヴァンパイアの群れが襲ってきたのだ。